こんにちは!CANPUSの山本です。
4月28日土曜日第3回目のWHITE LABEL を開催しました。
前回は桜が満開の春爛漫な朝でしたが、今回はもう初夏の陽射しを感じるフレッシュな気候の中スタートです!と、今回は何かが違う!
そう、今回から高校生が参加してくれました〜!大学生も新メンバーが入ってくれました!
嬉しいですね〜。気候もメンバーもフレッシュな中のスタートです
今回は初参加のメンバーも多かったので、まず自己紹介からスタート。
そして木之内農園の村上社長がCSR公演をしてくれました。
木之内農園さんといえば、最近阿蘇のはな阿蘇美物産館を阿蘇市から指定管理者に選定され完全復活させたばかり。この日はまさに薔薇祭りが開催される初日というお忙しい中にお越し頂きました。村上社長ありがとうございます!
木之内農園さん、とにかくすごいんですよ!熊本地震の際は、あの崩れてしまった阿蘇大橋のたもとにあった農園も立野の農場も大打撃を受けられました。1000人以上のボランティアのの支援を受けながら見事に復活されました。会社だけでなく、立野の復興、阿蘇の復興、熊本の復興に力を注いでいる最前線の企業です。
そんな木之内農園さんの企業理念は「土作り、作物作り、人つくる」。
社訓は
- 地球的視野に立ち一粒の種をまく
- 仕事にほれ仕事を楽しもう
- 危機はチャンス
- 人並みなら人並み、人並み外れな外れん
- 右手に夢を、左手にそろばんを持て
だそうです。かっこいい〜。そしてそれを実行されてるところが本当にかっこいいんです!
現在はな阿蘇美物産館、はな阿蘇美観光いちご園、憩いの家の三つの施設を運営されてる他に、ドバイで砂漠に農場を作る事業をされていたり、インドネシアに技術提供、ソロモン諸島に農業の教育をされるなど、世界でも幅広く活動されています。
国内でも、福祉施設と連携をとり福祉と農業のコラボを6年続けていたり、NPO法人阿蘇エコファーマーズセンターを立ち上げ、新規就農者や新しい経営感覚の農業者を育成されています。
何もないところから何かを作り上げれる人を育てる…まさにこれからの時代に必要なことですね。
もちろんこれだけのことを成し遂げるためには大変なこともたくさんあられます。阿蘇の平原、棚田の風景綺麗だな〜って見ていますが、あれ保っているのは地元の方々の共同作業なんですね。里山は人が手を入れなければ、すぐ大自然に戻ってしまう。野焼きや、竹やぶ切り開いたり、水路張り巡らせたり、鳥獣被害と戦ったり…そんな大変な作業されている方もどんどん高齢になってきているそうです。高齢化はいずれ止まるが、少子化は止まらない…考えさせられますね。
最後に、第6次産業、生命総合産業としてのこれからの農業の可能性についても話して頂きました。「食」って生きていく上で必要不可欠だからこそ奥が深い。
「今から新しい時代生き方になる。それには若い人が考える今の尺度が必要である。」まさにこの活動の必要性を改めて感じました。
インプットのあとはアウトプットー!って事で、ブレストタイムです。テーマは「5年後どんな地域に住みたいか」
大きく分けると5つのキーワードが出ました。
・イベント
毎週何かイベントがあっている。みんながしたいことを実現できるイベント。大きなイベントホールを作っていろんな人を呼んで地域を盛り上げたい。田舎×観光。
・国際
外国人と日本人がよりよく関わり合える地域。国際的な県。イスラム教など食事制限がある人達でも安心して利用できるお店。
・商業施設
外に人が溢れる街賑やかな街。
・若者に優しいまち。
10代、20代が過ごしやすい所が欲しい。高校生未来会議室のような若者が集えることができる場所。趣味が存分にできる公共の場ストリート文化を育む場。子供が周りにいる。ご飯を食べるお店が周りにある。ボールを使える公園がある。高校生が遊ぶところが欲しい。高齢者中心になっている若者にも優しい地域に。
・教育、情報
数字のまやかしに縛られない世界。
やっぱり高校生が入ると、意見も広がりますね!私も高校生の時や、20代前半のときにもっと大好きなダンスを思う存分練習できるところが欲しい〜!と強く思っていたのに大人になっていくうちに忘れてたな〜とか。何か大事なモノ思い出せました。
これに対してどんなアクションを起こしていくか。
・国、言語ではなく、文化のくくりでの情報発信。
・役所がすべてできない時代。利益を享受する人々が助け合う。
・情報の発信、教育。
こんな意見が出ました。小さなことからアクションを起こして、みんなが住みたい街に5年後はなってるといいですね。ワクワクが止まりません。
来月も楽しみですね。以上CANPUS の山本がお届けしました!
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